毎日新聞
シャフルボード 爽快感と戦略性、高齢者に人気−−「単純だが奥深い」 


       「頭の体操になる」

        ボーリングのような爽快(そうかい)感と、ビリヤードやカーリングに必要な戦略性を併せ持つスポーツ「シャフルボード」が、横浜の高齢者の間で人気を呼んでいる。力をそれほど使わず男女差もないため、「単純だけど奥が深い」「頭の体操にもなる」と評判は上々だ。

        シャフルボードは「ディスク」と呼ばれる直径15センチの円盤を、2メートルの細長い棒「キュー」でディスクを挟んで押し出し、12メートル先の得点ボード上でピタリと止め合うスポーツ。4枚ずつのディスクを、コンクリートのコート上で交互にシュートし合う。いかに自分のディスクを得点ゾーンに残し、相手のディスクを圏外に押し出すかがポイントだ。

       19世紀後半、大西洋を通る大型客船の甲板でプレーされていたのが原型と言われる。88年に横浜市で国際大会が開かれた際、市が都筑区の葛ケ谷公園に12面のコートを整備。同年、「横浜シャフルボード協会」が設立された。

        当初、10人程度だった会員はここ2、3年で倍増。現在、市内を中心に、50代から88歳の女性まで約80人の会員がいる。鶴岡二郎会長(79)は「自然の中で体を動かしながら、技術も競えるのがいい」と魅力を語る。

       月2回程度、競技会が開かれ、7日も多くの会員が集まった。同市緑区の薩川俊三さん(71)は「ゴルフは年を取るにつれて距離が出なくなった。シャフルボードは力の強さは関係ないので」と笑顔。6年前から続けている同市青葉区の蔦木節子さん(55)は「体だけでなく頭のためにもいい。運も重要で下手な私でも勝てる」と話した。問い合わせは鶴岡会長(045・942・9720)。

       【安高晋】

 

04.3.8.毎日新聞朝刊 神奈川



横浜シャフルボード協会
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