プラスチック製組立式コート(Poly Court)を使う
                       シャフルボード普及事業
 (よこはまスポーツ振興基金助成事業)
NPO法人 横浜シャフルボード協会

1.まえがき
 米国で発展した近代シャフルボードは、コンクリート製コートに細かいビーズを撒いて、ディスクを氷上のように滑らせ、カーリングとビリヤードを合わせたような戦法で得点を争う中高年者向きの楽しいスポーツ。日本にはコンクリート製コートが少ないので、ディスクが良く滑る本格的シャフルボードは殆ど普及していない。
 米国で使われているプラスチック製組立式シャフルボードコート(Poly Court)は、30cm正方形の穴明きタイルを嵌め込み連結して組立てるもので、ディスクが良く滑り、コンクリート製コートと同様なプレーができる。このコートをスポーツセンター等に紹介して、体育館で本格的シャフルボードを楽しむ中高年者の増加を図る。

2.NPO法人横浜シャフルボード協会
 1988年創立の横浜シャフルボード協会(略称YSA)の有志(約50名)が、良く滑るコートで行うシャフルボードの普及を推進するため、2007年2月、NPO法人横浜シャフルボード協会を設立した。
本法人及びYSAの詳細は、本法人及びYSAのホームページ(http://ysa3.web.fc2.com/)を参照。

3.よこはまスポーツ振興基金助成事業
 プラスチック製組立式シャフルボードコート(Poly Court)を、平成19年6月、米国のAllen R. Shuffleboard Co. Inc.から購入した。購入費の3/4に「平成19年度よこはまスポーツ振興基金助成金」が交付され、このコートを使うシャフルボード普及事業を「よこはまスポーツ振興基金助成事業」として行う。

4.スポーツセンター等に、プラスチック製組立式シャフルボードコートを紹介する方法
@ 組立式コートを都筑区葛が谷公園内市営コンクリート製シャフルボードコートに仮置きして、横浜市のスポーツ指導員に体験していただく。同時に、ディスクが良く滑るコンクリート製コートも体験していただく。
A 組立式コートをスポーツセンターに持参して、スポーツ指導員や一般市民に体験していただく。
B ディスクが良く滑るコートのプレーを、この種のコートを熟知している本法人の会員が指導する。

5.プラスチック製組立式シャフルボードコートの詳細
(1)組立後の形状
 30cm正方形タイルを嵌め込みで連結して、幅1.8m、長さ15.6mの、正規の寸法のシャフルボードコートを組立てる。長さ15.6mのうち11.7mがプレー・エリア。コート両端の各1.95mはプレーヤーが立つエリア。

   組立後の形状
    
    上図の四角形1つが1タイル。タイル総数312。
     上図の同色タイル6枚の1セットが、予め連結して組立と保管を容易にする大きさ。セット総数52。


(2)タイル連結
 
連結前
タイル連結前
連結後
タイル連結後
予め、タイルを横3枚、縦2枚連結した1セット
タイル連結1セット

(3)コート組立
 8〜10名で、組立が約8分間、解体が約4分間。慣れれば時間が短縮される。

コート組立て−1 コート組立て−2 コート組立て−3
コート組立て−4 コート組立て−5 コート組立て−6

(4)組立式コート上のプレー
組立式コート上のプレー−1 組立式コート上のプレー−2 組立式コート上のプレー−3
葛が谷公園内コート上に組立てたコート 都筑センター体育館内に組立てたコート

    ○用具 スポーツセンターでは、カーペットコートと共に配備されているキューとディスクを使う。
    ○滑走剤塗布 ディスク底面に、滑走剤のスキーワックスを少量塗布する。一層良く滑る。
    ○プレーの状況 ディスクが良く滑り、コンクリート製コートと同様なプレーを楽しむことができる。

(5)プラスチック製組立式コートで、ディスクが良く滑る理由
@右の写真のように、タイル表面に、タイル1枚当たり900個の直径1.5mmの小球を設けている。ディスクとコートの接触面積が小さいので、摩擦による減速が少ない。
Aディスク底面に、滑走剤のスキーワックスを塗布するので一層良く滑る。
タイルの表面
以上

ディスクが良く滑る 可搬式シャフルボードコートリンク


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